「仕事がある日は朝からメイクしなきゃいけない。でもイハダって、メイクと一緒に使っていいの?」——顔のかゆみや赤みに悩みながらも、治療のためにメイクをやめることはできない、そんな状況で検索してこの記事にたどり着いた方も多いと思います。結論からお伝えすると、イハダを使いながら普通にメイクすることは問題ありません。この記事では、メイクをする日のイハダの使い方・順番・テカりが出やすい条件・夜だけ使用でも大丈夫かなど、仕事や外出がある日でも治療を止めずに続けるための方法を整理します。
先に答えます:メイクをする日の基本フロー
迷いを解消するために、まず結論をお伝えします。
イハダはメイクの前に使います。
朝の基本的な流れはこうです。
洗顔 → イハダ プリスクリードi(患部のみ) → 数分なじませる → 化粧水・乳液 → 日焼け止め → ファンデーション・メイク
資生堂の公式Q&Aにも「上から化粧品を使っても問題ありませんが、ご自身のお肌の症状によってご判断ください」と明記されています。つまり、イハダを塗った上からスキンケアもメイクも重ねることは、公式に想定された使い方です。
治療をやめてメイクするか、メイクをやめて治療するか、という二択ではありません。正しい順番で使えば、両方を続けることができます。
要点:イハダはメイク前に使うのが基本。数分なじませてから化粧水・日焼け止め・ファンデを重ねる流れで、治療もメイクも両立できます。
なぜ「メイク前」なのか:薬を先に届けることが大切
イハダを化粧水やファンデーションの後に使えばいいのでは?と思う方もいるかもしれません。しかし治療薬は、患部に直接届けることで効果を発揮します。
スキンケアやメイクのベースが先に肌の表面に乗っていると、薬の成分が患部に浸透しにくくなる可能性があります。医薬品を外用薬として使う場合の一般的なルールとして、「薬を先に、スキンケアはその後」が基本とされています。
イハダ プリスクリードiの公式使い方もSTEP1「清潔にした患部に」→ STEP2「適量を塗布」という順番が示されており、洗顔後すぐに使うことが前提となっています。メイクの上から重ねる使い方は、薬の効果という観点からは推奨されません。
テカりは出る?出ない?仕上がりへの影響を理解する
「イハダを塗ってメイクをのせると、テカって崩れやすくなりそう」という不安はよく聞きます。
まず大前提として、イハダ プリスクリードiは「目もとがテカらないクリームタイプ」として設計されています。資生堂が製品コンセプトとして打ち出しているポイントのひとつであり、メイク前の使用を意識した処方になっています。
とはいえ、テカりが「まったく出ない」とは言い切れません。テカりが出やすくなるのは、主に次のようなケースです。
テカりが出やすくなるケース
塗りすぎている場合。薬は適量が大切で、患部が薄く覆われる程度の少量が正解です。多く塗るほど肌の表面に余剰なクリームが残り、テカりの原因になります。
なじまないうちにメイクを重ねた場合。塗ってすぐにファンデーションを重ねると、クリームが浮いた状態になりやすいです。少なくとも数分おいて、クリームが肌になじんだタイミングでスキンケアに進むのがコツです。
症状がひどいとき(湿潤・じゅくじゅく)。患部がただれているような状態のときは、薬だけでなくメイク自体が刺激になることもあります。このような状態のときは、メイクよりも治療を優先することをすすめます。
テカりを最小限にするコツ
薄く少量を患部だけに塗り、数分なじませてからスキンケアに進む。その後、フェイスパウダーやプレストパウダーをほんのり重ねることで、仕上がりの均一感が出やすくなります。患部の赤みが気になる場合は、コンシーラーをその上から軽く重ねることも可能です。
メイク前・メイク中・メイク後:状況別の使い方
イハダを使うタイミングは人によって異なります。状況別の使い方を整理します。
朝メイク前(最も基本の使い方)
洗顔後の清潔な肌に、スキンケアより先にイハダを患部に塗ります。これが最も薬の効果を引き出しやすい使い方です。数分待ってからスキンケア・メイクに進んでください。
日中のメイク直し・外出先での使用
外出先でかゆみが出てきたときに、メイクの上からイハダを重ねたいという状況もあるかもしれません。公式Q&Aの「上から化粧品を使っても問題ない」という記載はスキンケアを前提としたものですが、応急的にメイクの上から患部に少量を塗布することを禁止する記載はありません。ただしこれはあくまで応急処置として捉え、夜に洗顔してから正しい順番で塗り直すことが基本です。
日中の使用には、先細チューブの持ち歩きやすさが役立ちます。イハダ プリスクリードiは6gのコンパクトなチューブサイズで、ポーチに入れておけます。かゆみが出やすい花粉シーズンや外出が多い日には、携帯しておくと安心です。
夜のクレンジング後
夜は、クレンジング・洗顔でメイクをしっかり落とした後にイハダを使います。夜のほうがメイクを気にせずゆっくりなじませられるため、治療効果を高めるには夜の使用が重要です。朝は時間がなくて使えなかった日でも、夜だけは必ず使う習慣にすると継続しやすくなります。
「夜だけ使用」でも効果はあるか
仕事がある日は朝のメイク前にイハダを使うのが難しい——そう感じる方もいるでしょう。「夜だけの使用でも意味があるのか」という疑問も、よく聞かれます。
結論として、夜だけの使用でも効果は期待できます。添付文書の用法は「1日数回」ですが、使用回数が多いほど必ず早く治るとは限りません。夜に毎日正しく使い続けることで、炎症が少しずつ落ち着いていくケースは実際に見られます。
ただし、朝と夜の1日2回のほうが症状への対応が途切れない分、改善の速度は早くなる可能性が高いです。朝の使用が難しい場合でも、朝は「使えるなら使う・使えなくても夜は必ず使う」という習慣を作ることが、治療を中断しないための現実的な方法といえます。
要点:夜だけ使用でも効果は期待できます。ただし1日2回(朝・夜)のほうが治療の継続性は高まります。
花粉皮膚炎のシーズン:メイクと治療を両立するポイント
花粉皮膚炎は、目元・頬・首まわりに赤みやかゆみが広がりやすい症状です。メイクで赤みを隠したい一方で、治療も止めたくないという状況が続く、もっともつらいシーズンともいえます。
この時期にイハダを使いながらメイクを続けるためのポイントを整理します。
ベースメイクを薄くする。ファンデーションを厚く重ねると、肌への摩擦・刺激が増します。薄づきのクッションファンデやミネラルファンデを活用し、肌への負担を減らすことが花粉シーズンの賢いメイクの基本です。
日焼け止めで花粉の接触を減らす。朝のルーティンにイハダ→スキンケア→日焼け止めを組み込み、肌と花粉の接触を最小化することで、症状が悪化しにくくなります。
コンシーラーで赤みをカバーするのはOK。イハダを塗ってなじんだ後にコンシーラーを重ねることは問題ありません。コンシーラーを先に塗ってからイハダを重ねることは避け、必ずイハダを先に使うことを守ってください。
帰宅後は早めにメイクを落とす。外出先で花粉にさらされたメイクを長時間つけたまま過ごすと、症状が悪化しやすくなります。帰宅後は早めにクレンジングし、洗顔後にイハダを使う習慣が症状の管理につながります。
こういうときはメイクより治療を優先して
メイクと治療を両立することを前提にしてきましたが、症状によってはメイクを控えたほうがよいケースもあります。
患部がじゅくじゅくしている・強い腫れや赤みがある・目がかすんだり痛みがあるといった状態のときは、メイクの刺激が悪化につながります。そういった日は無理にメイクをせず、イハダによる治療を優先してください。
また、1〜2週間イハダを使い続けても症状が改善しない・悪化している場合は、メイクの問題ではなく皮膚科への受診が必要なサインです。花粉皮膚炎かと思っていたら接触皮膚炎や別の疾患だったというケースもあります。市販薬の対応範囲を超えたと判断したら、早めに受診してください。
注意:じゅくじゅくしている・腫れがひどいときはメイクを控えるのが正解。治療を優先することが、結果として最短で「メイクできる肌」に戻る近道です。
仕事がある平日・休日のルーティン例
最後に、実際の生活に合わせたルーティン例を示します。
平日(メイクあり)
朝:洗顔 → イハダ(患部のみ・数分おく)→ 化粧水 → 乳液 → 日焼け止め → メイク
夜:クレンジング → 洗顔 → イハダ(患部のみ)→ 化粧水 → 保湿クリーム
休日(メイクなし)
朝:洗顔 → イハダ(患部のみ)→ 化粧水 → 保湿クリーム
夜:洗顔 → イハダ(患部のみ)→ 化粧水 → 保湿クリーム
休日はメイクがない分、イハダをよりしっかりなじませてからスキンケアに進むことができます。症状がある時期は休日のケアを丁寧にすることで、平日の治療効果を補うことができます。
まとめ:イハダとメイクの両立、3つだけ覚えてください
この記事で伝えたかったことを3点に絞ります。😊
① イハダはメイク前・スキンケア前に使う
洗顔後の清潔な肌に、最初のステップとして使うことが薬の効果を引き出す基本です。
② 少量を薄く塗り、数分なじませてからメイクに進む
塗りすぎとなじまないうちの重ね塗りがテカり・崩れの主な原因です。量を抑えてなじむのを待つだけで、仕上がりが安定します。
③ 1〜2週間改善しなければ皮膚科へ
メイクの順番を工夫しても症状が続くなら、薬の選択より前に専門家の診断が必要です。市販薬の範囲を超えたと感じたら、早めの受診をためらわないでください。
メイクと治療は両立できます。正しい使い方を守れば、仕事がある日でも治療を続けながら、普段通りの生活を送ることができます。


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